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小林カツ代の日常茶飯 食の思想 (日本語) 単行本(ソフトカバー) – 2017/4/13
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小林カツ代の日常茶飯 食の思想 (日本語) 単行本(ソフトカバー) – 2017/4/13 - 「食べるということは、食べつづけてゆく、ということ——」。 亡くなって三年、今なお親しまれている戦後日本を代表する料理研究家・小林カツ代。家族から個人の食事へと自身の人生の変化を見つめ考察した貴重な未発表原稿、農業や漁業の生産者たちに語りかけた講演記録などを収録した一冊。 「だいたい『家庭料理』という言葉は、せまい感じがしはじめていたの。一人でも『家庭料理』と思いたいけれど、一人暮らしを家庭と呼ぶかどうか。家族とでもいいし、一人が自分のためだけの、個人が楽しむために作る料理でもいいし。うちで作ってただ食べるそのことをなんて呼べばいいかなァ」 (第一章 日常茶飯より) 【もくじ】 第一章 日常茶飯 スリムに老いる ひと皿盛りのススメ 「今」だからこそ、この料理 本当のことはひとつじゃない 戦場(?)で教わったこと ヤーダヘンだ!! ひらめき、いちばん! 「おいしい」知識 宇宙の法則、自然の力 これ、素朴なギモンです 料理は「気」から ヤダァ 第二章 小林家の料理哲学 小林カツ代&ケンタロウのキッチン対談 毎日のご飯おいしく食べたいね!! 第三章 私の料理はどこからきたか 講演 自然が教える私の料理 第四章 食べつづけてゆくということ 一貫性なき話 『海からの贈物』 川と水と私 ほんとにおいしいもの 金魚すくい いるだけで 今思うこと(一九九五年春) <著者> 小林カツ代 料理研究家・エッセイスト。1937年大阪府生まれ。たしかな味覚に裏打ちされた合理的な調理法、時代と食材の変化にいちはやく応えたレシピで、家庭料理をあらたに切り開いた。テレビ、ラジオ、雑誌、講演など多方面で活躍し、台所雑貨や食器のプロデュースも手がけ、考案したレシピは1万以上、著書は230冊以上。2005年にクモ膜下出血で倒れ、2014年1月に逝去。亡くなった現在も人気は衰えず、復刊や新刊が発行され続けている。主な著書に『小林カツ代 料理の辞典』(朝日出版社)、『小林カツ代のおかず道場』(河出文庫)、評伝に『私が死んでもレシピは残る 小林カツ代伝』(中原一歩著、文藝春秋)がある。
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